幸せの肉球

寝ているポンちゃんにそっと近づいて添い寝………。
ポンちゃんが、飼い主の顔に手をあててくる。（来んなと言っている）
あったかい……。
肉球があったかい……。
幸せだ……。（来んなと言われているのに）
このまま寝ましょう……。
ポンちゃんが、結構な力で顔を押してくるけど……。（来んなと言っている）
肉球があったかいので……。
幸せなので……。（来んなってさ）
ポンちゃんがめっちゃ顔を押してくるけど……。（嫌なんだって）

おやすみ前にドッキリ

「今日も楽しかったね。さあ、寝ましょう。」
と、お布団の上に手を置いたら………
ヒヤッとするものが、我が手に！

「ヒィィィィィィィッ！」

こんな所にヒヤリとするものなんか存在するはずがないぞ！
虫か？嫌だー！
なんだ？一体、なんなんだー！

………キュウリの切れ端でした。

夜ゴハンを作ってる時に、ポンちゃんにあげたキュウリの切れ端でしたよ！

食べたんじゃなかったのかい！
いらないのかい！
あんなにくれくれ言ってたくせにさ！
ええーい！こんな所に放置しておくんじゃなーーーいッ！

捨ててやるッ！
プリプリしながらキュウリをつかむと、

「あ、ちょっと！それアタシのー！」

と、ポンちゃん………。
………とっておいたのかい………。
じゃあ、返すけどさ………。
これからは、他の所に保管しておくれよ。（いや、それもどうかと思うけど）
心臓によくないからね………。
飼い主は、同じ状況でも何回でもドッキリするよ……。

で、返したキュウリ、どこにやったの？

出てこいや！！

ポンちゃんが向こうの部屋からこちらを見ている……。
ポンちゃんが向こうの部屋にいるのに、飼い主が扉を閉めるのがやや狭かった模様………。
そのため、

「ちょっと狭くて出られないんですけどー。」

というアピールを決行中なのである。

チッ………。

出られるだろうが！
もっと狭くても、頭でこじ開けて出てくるだろうが！
おいしいものがある時なんか、ほぼ閉まってても、ぶち開けて走ってくるだろうが！！

出てこいやー！！！

新元号に、こんにちは

さようなら平成
こんにちは令和
平成生まれのポンちゃんも、令和を生きるワンコになったね。
平成にポンちゃんと出会って、毎日わあわあ暮らしてきたね。
楽しい毎日だったね。
令和も元気で愉快に暮らしていこうね。
ダメ飼い主だけど、これからもよろしくね。
ポンちゃんも、令和はもう少しおしとやかにしてみない？
どう？
ダメ？

あぁ……ダメっぽいね………

脇の下からこんにちは

飼い主のゴハンタイム！
いただきまーす！
と思ったら、脇の下からズボッとポンちゃん出現！
飼い主のおかずのお肉を狙っているね！
無視して食べようとするけど、まーあ邪魔くさい！
なんてったって、脇の下に顔があるからね！
一歩も引かないポンちゃん！
顔は脇の下にあり続ける！
うざい！
ゴハン食べづらい！
人間のゴハンは、ワンコにはよくないのよー！
なんて言っても無視！
顔は脇の下！
スッポリ脇の下！
……結局、あげちゃうことになる。
でも、少しだけね。
ポンちゃんのためだからね。少しにしておこうね。
少ししかあげないのは、ポンちゃんのためだよ………ね………。（ダメ飼い主）

踏まないでー！

ポンちゃんとお昼寝。
ポンちゃんが添い寝してくれて、あったかーい。スヤスヤ……。幸せな一時……。
と、何やら物音が！
ハッと起き上がるポンちゃん！
ヒィー！

踏んでる！飼い主の首！踏んでる！

く、苦しいから！
どいてー！
なに、ジーッと外の様子うかがってるの！
飼い主、踏みつけて！
ど、どいてー！
気がついてー！
踏んでますよー！
飼い主…踏んで…る………

チーン………

抜け毛で遊ぼう

ポンちゃん、抜け毛の気節もそろそろ終わり。暇な飼い主は、ひとつまみの抜け毛で新しい遊びを発明したよ。
ポンちゃんの上から抜け毛を落とすと、ポンちゃんがジーッと目で追うんだよ。

その顔がかわいくて！

飼い主は、何度も何度も抜け毛を落として、
かわいー！
と有頂天。
さすがに、ポンちゃんも抜け毛を目で追うのをやめてしまった。
ただ、無表情でお座りするのみ。
飼い主が放つ抜け毛が、空しくポンちゃんの顔の前を通りすぎて落ちていく……。
そう！

ポンちゃん、飼い主を無視！
激無視！！

……もう、抜け毛も無くなるからこの遊びも終わりだし、別にいいさ………。（たった一回で終わった遊び……哀）