はい♪パクッ…ばーー!
飼い主さんの食べているものが欲しくなっちゃうワンコはポンちゃんだけじゃないはず……。
飼い主がオヤツをもぐもぐ食べ始まると、横に、というより正面気味に視界に食い込んでお座りをしてくる。
そして、じーっと見つめるポンちゃん。
うう……圧が……ッ!
た、食べたいのかい?
そりゃ、そうだよね!
この!まさに!食い入るように見つめるキラキラおめめ!
しょうがないなー。ポンちゃんも食べられるオヤツだし……。
って、あげちゃうダメ飼い主………。
待ってました!と、ポンちゃんもぐもぐ!
一緒にもぐもぐ!
もっと食べる?
食べるー!
もぐもぐ!もぐもぐ!
楽しい時間。
でも………
たまーにそんなに食い気味じゃない時がある。
だけど、そばに来てジーッと見てる。
見られてるんじゃあげない訳にいかず、ひと口あげる。
パクッと食べるポンちゃん。
あ、やっぱり食べるんだ。
と思ったら、
ばーーー!
っと口から転げ落とす!
あげたオヤツを転げ落とす!!
いらないのかーい!
んもー、仕方ないなー。
………って、まだ見てるー!
食べるの?
……はい、どうぞ。
パクッ。
あ、食べた?
ばーーー!
コラーッ!
飼い主の貴重なオヤツをー!
いらないなら、なぜそこに………。
って、まだ見てるー!
いるの?いらないのー?
と不毛な時を費やす一人と一匹なのであった……。